20180304 底面フィルターで酸素供給

こんにちは。

水槽の水に酸素を溶け込ませないと、魚やエビ、バクテリアなどは呼吸できずに死にますよね。アクアリウムでは、単純にエアレーションで細かい泡をたくさん出すだけで水に酸素が充分溶け込むと思っている方も多いことでしょう。

私もその一人でしたが、そうではないようです。

「水は酸素に接することで溶け込ませることができる」ので、おのずと水面から酸素を取り込んでいるとわかりますよね。でも、それだけでは水槽内の水全体に酸素を溶け込ますことができません。

効率よく水に酸素を溶け込ますには…

1.水面

水槽の水で多くの酸素溶かすのは水面です。水は酸素との接触点で酸素を溶かします。つまり、泡そのものよりも、水面が大事なのです。

2.揚水

水面近くの水は酸素を多く含んでも、底付近の水は酸素に接触しませんので酸素を含みません。エアレーションするときは、エアストーンを底床付近に沈めて泡を出しましょう。泡と一緒に底付近の水も水面まで揚がるので、水槽全体に酸素がいきわたります。つまり、水槽内で酸素を含んだ水を循環させるんです。

3.死水域をなくす

底床(砂利やソイル)の中は、水が流れていませんので死水域となりがちです。なるべく底面フィルターを導入し、酸素を含んだ水が底床中を流れる仕組みを作りましょう。底床中のバクテリアにも酸素がいきわたりますので糞、餌の残り、水草の残骸などの分解効率が上がり、水質の浄化につながります。

 

以上、地味ではありますがけっこう基本中の基本なので、水槽立ち上げ時の水作りや、水の濁りなどで困ったときは、酸素を水槽中にいきわたらせることでバクテリアが増えますので、水質改善に役立ちます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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