ミナミヌマエビの寿命は、一般的には1~2年ほどとネット上では言われています。
私がミナミヌマエビの飼育を始めたのは昨年10月下旬なのですが、あのときからまだ寿命を迎えていない個体がいまでも水槽にいるかどうかはわかりません。ただ、12月頃に捕獲してきた赤いミナミヌマエビが1匹だけ残っているのはわかっています。赤い個体だけは、数が少ないので逝けばすぐにわかります。
主な死因
飼育しているミナミヌマエビの死因は、主に水質悪化、高水温、寿命などが挙げられます。また、自然界においては、天敵に捕食される死因が多いような気がします。
飼育しているミナミヌマエビの寿命に関していえば、特定の1匹が孵化してから寿命がつきるまで観察できる人は滅多にいないと思います。
問題は、ミナミヌマエビの繁殖力です。たとえば寿命が2年だとしたら、メスならいったい何回産卵をして、どれだけの数のミナミヌマエビが増えるでしょうか。ミナミヌマエビは、孵化して3カ月もすれば成体になって産卵できますので、孫、ひ孫、ひひ孫、玄孫、昆孫、仍孫、雲孫となると、数千匹となるでしょうね。ということは、実際に2年も飼育できてる人はいないような気がします。産まれた個体を私のように釣り餌として減らしていけば別でしょうけど。
背中に太いラインがはいった老成体は寿命間近?
ちなみにミナミヌマエビの背中に現れる太いラインですが、あれはメスの老成体という説があり、我が家の水槽でも3cm前後まで育った個体が多いです。もちろん2cm前後の個体にも背中に太いラインが現れた個体もいます。何年でそうなるのかわかりませんが、寿命が近い個体の印かもしれません。思い起こせば原因不明の死をとげるヤツもいますからね。
5回も産卵した個体の寿命
ところでミナミヌマエビの産卵回数ですが、寿命が尽きるまでに何回ぐらいだと思いますか!? 我が家の数少ない赤い個体の中でも古株の1匹は、私の記憶では5回の産卵を迎えました。昨年12月から飼育している個体なんですが、なかなか寿命を迎えないがんばっている個体です。そんなに大きくないし、背中の太いラインも現れていないので、まだまだ寿命は先かもしれません。
ネット上で探してもミナミヌマエビの寿命に関して学術的に解説している資料が見当たりません。どこかの研究者がミナミヌマエビの体表面にでも、年輪みたいなものを見つけてくれると寿命がわかりやすくなるんでしょうけどね。
今日もありがとうございました。
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