我が家の赤いミナミヌマエビたちを含めたシュリンプ全般は、アンモニアが超苦手です。糞や残飯は時間とともにアンモニアを噴出しますが、シュリンプや魚にとってアンモニアは有毒です。
そうはいっても適量のアンモニアは水草の養分になる元ですから必要です。でも微生物に分解しきれない余分なアンモニアは不必要です。この余分なアンモニアをどうにかしたいわけです。
といっても糞や残飯は毎日発生しますので、過剰なアンモニアもあるわけです。よく活性炭が効果あると言われていますが、どうやら活性炭は空気中のアンモニアは吸着するけど、水中でのアンモニアは吸着できないらしいことを知りました。
そこでゼオライトという多孔質の鉱物の登場です。ゼオライトは水中のアンモニアを吸着してくれるし、イオン交換作用で不純物をさらに吸着してくれるらしいので、澄んだ水質が維持できるようです。人間が使う石鹸にゼオライトを配合することがあるんですが、体臭の原因となる物質を吸着してくれるのでデオドラント効果が見込めるわけです。
今度は逆にゼオライトから吸着したアンモニアを排出する方法もあります。塩水に漬け込むことで、アンモニアを排出し、ゼオライトが再生できるわけです。つまり何度でも繰り返し使えるわけです。ろ材としては、この再生できる点がいいですね。
ただし、ゼオライトは意外と強力です。立ち上げたばかりの水槽でアンモニアを分解できるバクテリアが不十分なときや水槽の水が臭いときなど、一時的にゼオライトを水槽に沈める程度にしておくのが無難です。ゼオライトはアンモニアが過剰に発生する原因までは取り除けないからです。
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