ちょっと意外!?野生アナカリスの生育環境 20180622

20180622 泥をかぶってるアナカリス

アナカリスに限らず、水草は太陽光をたくさん浴びることでよく育つと思っていましたが、そんなに単純なことでもないことに今更気付かされました。

上の写真を見ておわかりのように、ここの野生のアナカリスは泥をかぶってるんです。はじめてここのアナカリスを見つけたときは、アナカリスだなんて思いもしなかったんです。しかも泥をかぶって茶色いので、この水草は枯れているんだとも思ったんです。ところが手にとって泥を洗い流すと、鮮やかな緑色の葉をしたアナカリスだったんですね。

多摩丘陵のアナカリス1

多摩丘陵のアナカリス2

アクアリウムショップで私がはじめて購入した水草はアナカリスだったんですが、あのときは数週間で朽ち果てました。だんだんと葉が黄色くなり、やがて茎が細くなり、そしてゴミ箱へ。今思えば、日光を当てすぎた記憶が残っています。

水深が浅くて直射日光があたるようなところでは、泥をかぶるくらいがちょうどいいのかもしれません。こういった野生の水草を現場で見ていると、どのような飼育環境が適しているかわかってくるんです。とはいえ、飼育環境においてはまさかアナカリスに泥をかぶせるわけにもいきませんので、すだれをかぶせてます。

ちなみにこのアナカリスの群生エリアには、アブラハヤ、メダカ、カワニナ、ドジョウ、オタマジャクシ、各種ヤゴなどがいました。ミナミヌマエビは皆無です。

 

今日もありがとうございました。

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