今日から6月です。沖縄、九州、四国エリアでは梅雨入りしたらしいけど、今日の東京は快晴で暑い!日差しが強いのなんの。ここ数年の天気予報では、いつの間にか梅雨に入ってましたとか、いつの間にか梅雨明けしましたとかだけど、今年もそんな感じがします。
さて、本題ですが、ミナミヌマエビ飼育のろ過フィルターは、私の場合は、底面フィルターもしくはスポンジフィルターのどちらかで充分だと言えます。重要なのは、バクテリアによる生物ろ過効果を最大限に高める工夫だと思います。また、ミナミヌマエビは、水温が25℃前後で安定してくると産卵しますので、体長2mm前後の稚エビを吸い込まないフィルター構造が必要なんです。
底面フィルター
超おススメな生物ろ過方法は、底面フィルターです。底面フィルターは、底床(水槽底に敷くソイル、砂利など)のさらに下から飼育水を水面まで汲み上げるような仕組みなので、酸素を含んだ水が底床のすき間を通ることでバクテリアの繁殖を促進するんです。
多くのバクテリアが底床中に繁殖することで、糞や餌の残り、脱皮の抜け殻のクズ、死骸などをスピーディに生物分解してくれるので、常にピカピカの飼育水を維持できます。底面フィルターなら、稚エビを吸い込むこともありません。
上の写真の水槽のろ過フィルターは、この底面フィルター1本だけです。
スポンジフィルター
スポンジフィルターの最大の利点は、稚エビを吸い込まずに物理ろ過ができることでしょうか。エアレーションによる揚水効果でスポンジが周囲のゴミを寄せ付けます。もちろんスポンジ内にバクテリアも住み着くでしょうが、スポンジの容積自体が小さいので、やはり底面フィルターに比べてバクテリアの量は少ないかなと思います。
エビ飼育の際にスポンジフィルターを使うときは、なるべく目の細かいスポンジフィルターにしましょう。エビ飼育で最大の難敵でもあるプラナリアがスポンジのすき間に入り込み、プラナリアの巣窟になりますよ。ちなみに写真のスポンジフィルターは、プラナリアの巣窟です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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