
私がいつも野生のミナミヌマエビを捕獲している場所のひとつです。水深は10cmもなく、底は一面泥です。いまの時期、ここで獲れるミナミヌマエビのメスは、ほとんどが抱卵個体です。1時間もガサガサやれば、かるく300匹は獲れますが、そんなに獲ってもしょうがないのでいつも10分ぐらいしかやりません。
泥と水草はミナミヌマエビにとっての楽園!?
ミナミヌマエビが獲れる場所は、見ためがキレイな水よりも、田んぼのような泥沼の方がたくさん獲れますね。ただの泥沼ではダメで、必ず水草が繁殖しているのが前提条件です。水草は、硝酸塩を養分として吸収しているため、ミナミヌマエビを含めた生物たちが住みやすく水質を安定化させるのに必須なんです。写真に移ってる水草はハスです。また、ハスの大きな葉は、日影をつくるので急激な水温上昇の抑制にもなっているようです。この写真の木枠で作られた水路にミナミヌマエビがたくさんいます。
また、水草が繁殖するシーズンを終えると枯れて泥沼に吸収されてしまい、来年のシーズンの養分になります。

泥に潜むザリガニがわかりますか!?
ここにはミナミヌマエビの他に、ザリガニもたくさんいます。土日になると、バケツと網をもった親子連れがザリガニ獲りでにぎわいます。ミナミヌマエビを獲っているのは私ぐらいのもんです。
泥と水草は、ミナミヌマエビの楽園かもしれません。
ミナミヌマエビの意外な天敵「カルガモ」

ミナミヌマエビを食べるカルガモ1

ミナミヌマエビを食べるカルガモ2
カルガモが小川に頭を突っ込んでなにやら食べています。たぶんヤゴみたいな水生昆虫やミナミヌマエビなんかだと思います。かなりガツガツしてましたので、ミナミヌマエビなんかはカルガモにとってはご馳走なのかもしれません。
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