
ミナミヌマエビを飼育している私は、カルキ抜き水道水を焼酎飲むときの「割り材」のようなものとして扱っています。例えば、水槽立ち上げの際は、別の水槽の飼育水をカルキ抜き水道水で割ったり、水足しや水換えの際には必ずカルキ抜き水道水を使ったりします。
私が実践しているカルキ抜き方法
私は、4Lサイズの焼酎の空きペットボトルに水道水を入れて、キャップを開けたまま日光にあてて放置しています。丸1日も放置しておけば、まずカルキ抜き成功です。いつもは4Lを2本備えています。ただし、曇天や雨天時は、カルキ抜き効果は保証できません。
また、よく「汲み置き」でカルキ抜きができるなどとネットで見かけますが、単なる汲み置きではなくやはり日光に当てないとダメですね。
カルキ抜きしない水道水では白いカビが生える
そもそも水道水に含まれるカルキは、殺菌作用をもった物質なので、飼育水中のバクテリアを死滅させてしまうと言われています。じゃあ、バクテリアがいなくなった水槽はどうなるかと言えば、エビや魚の排泄物である糞、そして餌の残りなどがバクテリアにより分解されなくなりますので、時間の経過とともに水以外の糞や餌の残りの周囲には白いカビが生えてきます。このような飼育水では、軟弱ではないミナミヌマエビと言えど、長生きはできません。
煮沸によるカルキ抜きってどう!?
ヤカンや鍋で水道水を煮沸させてカルキ抜きをする方法もありますがおススメしません。カルキ抜きに煮沸時間は30分以上かかるし、酸素やミネラルも抜けてしまいます。よいことなんかひとつもありません。ちなみに水道水中のミネラルが、ミナミヌマエビ飼育にとってメリットがあるかどうかはわかりませんけど。
結論から言えば、カルキ抜き剤は、アクアリウムショップやチャームでも数百円で販売していますので、1本手元にあってもいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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